ひとりごと

 

2021年9月19日 「10年間苦しめられた三叉神経痛が治った」

 

今から10年前の2011年、私が51歳の時に三叉神経痛を発症しました。 発症以来長い間激痛に苦しめられましたが、その三叉神経痛がこの度治ったみたいです。 英語の“E”を発音するとき、口角を上げ相手に歯を見せるように”イー“と発音しますが、それが10年ぶりに出来るようになりました。 このような口の形は三叉神経痛のもとでは痛すぎてできませんので10年間満足に”E”を発音することができませんでした。 また三叉神経痛の特徴の一つとして、髭剃りや歯磨きの時は必ず激痛が出ます。 その激痛とはナイフでえぐられるような強烈な痛みで全身が硬直するほど凄まじいものです。 それを10年間毎日味わってきたわけです。

 

三叉神経痛が治った理由は信じられないほどシンプルで、それは「パン食をやめたこと」でした。 9月8日からパン食をやめてみますと、三日後の9月11日には既に三叉神経痛の症状が殆ど消えていました。 痛みが「サーッ」と消えたような実感がありました。 グルテンフリー11日目の現在は100%というわけではありませんが、殆ど治っています。 たまにズキズキ痛むことはありますが、「激痛」は過去の話となりました。 現在残っている痛みも日ごとに和らいでいるように感じています。

 

このように三叉神経痛の原因がパン食であったと信じていますが、それを発見できたきっかけは次の通りです。 もともとアトピー性皮膚炎がありましたので、足のすねや頭部にはブツブツがありました。 今でもまだあります。 その対策のため、この夏ころから「リーキーガット」の勉強をしておりました。 5年ほど前の話ですが、やはりアトピー対策として動物性の食事を全てやめました。 その結果意外にもアトピーではなく、長年苦しんだ花粉症が治ってしまったのです。 これは予想外の産物でした。 しかしそれでもまだ「アトピーの原因は食べ物であろう」という考えを捨て切れていなかった一方で「動物性の食事を既にやめているので、疑わしい物は一切食べていないはずだ」という変な固定観念も当初はありました。

 

アメリカのヤフーUSAで「leaky gut」と検索しますと色々なサイトが出ました。 その一つを覗いてみますとリーキーガットの原因が箇条書きになっていました。 その中で最初に出ていたのが「gluten」でした。 もっとも日本語サイトでも同じような内容を見ることができましたが・・・。 上に書きましたように牛乳、卵、ハム、ソーセージ、チーズ、ヨーグルト、肉等、動物性の食事を全てやめていた私にとって、自分が口にしているものの中で怪しい物を発見することは容易でした。 グルテンを含む小麦を原料とするパン以外に思い当たらなかったからです。 「しかし、子供の時から食べているパンがどうして?」という疑問もありましたが、とりあえずグルテンをやめてみることにしました。

 

ということでアトピー対策のためにパン食をストップする、という人体実験を開始したのでした。 パンを食べないだけですので、この実験は極めて容易なものでした。 リーキーガットのメカニズムを自分なりに勉強していましたので、実験開始当初「理屈からいって、もしかして三叉神経痛も治るような気がする。 もし治ったらラッキーだろうなぁ。」と淡い期待はありました。 暴れだした自己免疫が、神経に対して炎症とかのダメージを与える可能性だってあるだろう、という素人考えです。

 

結果は、本来の目的であったアトピーの解決以前に三叉神経痛が消えていた、ということです。 リーキーガットによる病気の原因は人によって違うらしいので、パンをやめるだけで全ての人の三叉神経痛が治るとは思いません。 ですからその点において、怪しい食べ物を容易に特定できた自分はラッキーだったと思います。 アトピーの症状は日に日に少しずつ良くなっているようです。 皮膚の表面の状態がしっかりと健康的になりつつあるような気がしています。 今後もグルテンフリーの食事を続けようと思っています。 

 

若いときは大丈夫でも、年を重ねることによって腸壁が弱っていたのでしょうね。 毎日美味しくいただいていたパンに含まれているグルテンが長期にわたって腸壁を傷つけ続け、そこから流れ出た毒素が血管を通って全身に回り、それに対する自己免疫が暴れだし、神経に炎症を起こしていた、しかも10年間も、というのが私の素人判断です。 その間、白血球の数も増えていたはずですから、血液検査をしたら数値として出ていたと思います。 それにしても10年間も神経の炎症に気づいていなかったというのがちょっとショックでした。 一般的に三叉神経痛の原因は、「血管が神経を圧迫すること」とされていますが、もしかしたらその神経に炎症が無ければ、多少圧迫されても痛くはないのではないか?と思ったりもしますが、そこの所の検証は専門家の先生方にお任せしようと思います。

 

三叉神経痛快復の要因はグルテンフリーだけではないと思っているのですね。 この10年間神経痛が辛いがために様々な勉強をしたり、健康管理をしたり、食事に気を付けたりしておりました。 また、それらに関してお世話になった先生方には感謝しなくてはなりません。

 

長野市「高橋健康指導センター」の高橋先生には正しい食事法、基本的な健康法をご指導いただきました。 ゴムバンドを使ったストレッチは今も継続しています。 また、薬を使わない治療法を模索しよう、という気持ちにさせていただき、その結果「パンの中止」というシンプルな方法を最終的に発見できたのだと思っています。

 

東京都八丁堀「鶴見クリニック」の鶴見先生は酵素栄養学の第一人者です。 鶴見先生には以前、母がお世話になりました。 この度リーキーガットについての勉強をするきっかけとなったのが鶴見先生のお話や、書かれた数々の本でした。 鶴見先生のところの酵素、水素、SP乳酸菌、ハイドロシリカ等のサプリは毎日利用させていただいております。

 

上のお二人の先生方のお陰様で、61歳の今でも薬を全く使わない生活をさせていただいております。 この10年間三叉神経痛が辛いがために失ったものも大きいですが、それ以上に今は希望が湧いてきました。 これまでに勉強させていただいたことを大切にしながらこれからも健やかに生活して参りたいと思います。 先生方には心より感謝を申し上げます。

 

新谷 有功

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